Galactic Abyss(亀川千代+内田静男+ASTRO)  ニーハオ!  マンホール  IN THE SUN  GOUPIL AND C 小岩・bushbash

久しぶりのライブ鑑賞だった。



年末は多忙で時間がなかったので、この日は幸運だったと思う。
(12月30日の灰野敬二のライブにも行くことができなかった)




12月28日に小岩・Bushbashで下のようなバンドが出演するというの
で、すぐに予約を入れた。



 RUINS(吉田達也 + 増田隆一)
 Galactic Abyss(亀川千代+内田静男+ASTRO)
 ニーハオ!
 マンホール
 IN THE SUN
 GOUPIL AND C



ガールズバンドの“ニーハオ!”がステージを終えた後、カメラが壊れているのに気付いた。残念だったが、次の“マンホール”と“Galactic Abyss(亀川千代+内田静男+ASTRO)”の写真撮影は不可能だった。




買い替えたばかりのスマホのカメラ操作を、その場でようやく覚えて、トリを務めた“RUINS”のときには写真を撮ることができた。



即興と思われる“Galactic Abyss”以外は、ロックバンドだったため、いつものような長文は控えたいと思う。











GOUPIL AND C

GOUPIL AND Cは、ものすごくエネルギーがある、2ピースのロックバンドだった。この馬力はどこからくるのだろうか。猛進するなかにも、陰影がある。シャープでしなやかだ。日本のバンドなのだが、どことなく英国的な香りがする音だった。









IN THE SUN

キーボード、ドラムス、ギター兼エレクトロニクスの3人編成のバンド。電子音に、激しいドラムスがリズムを刻み、ニューウェーブを思わせるギターが絡む。都会的でクールな演奏かと思いきや、無機的なエレクトロニクスの渦のなかで、激動がほとばしる。とても新しい感覚だ。












ニーハオ!

ドラビデオのブログを読んでいるため、このバンドのことは少し知っていた。(米TZADIKレーベルからもCDを出している)けれど、この陽気な高揚感には、本当に圧倒された。やはり、生演奏を聴かないと分からないことがたくさんあると思う。知らず知らずのうちに、演奏にのって体を揺すっていたら、カメラが壊れた。本格的なロックギターに対して、ベースがものすごくグルーブする場面も恰好よい。






マンホール

アコースティックギターエレキギター、ドラムスの3ピースバンド。味のある歌唱力にタイトなエレキギター・ドラムス陣営がバックアップしている。エレキギターはときどきベースパートを担当しているような気がするうえ、ドラマーの手が良く動く。演奏が次第に白熱し、ドラマチックな展開を随所に見せる。ステージングも魅力だ。







Galactic Abyss(亀川千代+内田静男+ASTRO)


ステージ向かって右側に、内田静男が陣取り、左脇には亀川千代が座り、ともにエレキベースを奏でた。ASTROのrohcoが、ヴィオラ?バイオリン?と思しき楽器にスマホを接続している。ASTROの長谷川洋は、器具類を操作して、ノイズを繰り出した。内田静男は、ベースギターを弾くというよりも、ベースギターを使ってどのような音が出るのかを試していたように思う。これに対して、亀川千代は、ひたすら速弾きをしていた。もう少し長く聴いていたかった。